プロバイオティックス
PROBIOTICS
 

 

 

 

 

 

 

 

 


 

 

 

 

 

@タバコと歯周病

歯周病菌の一つであるFusobacterium nucleatumは難病や発癌の原因と考えられています。歯周病菌は大腸で虫垂炎やポリープ、大腸癌を引き起こす大きな原因菌であることは確定的です。歯周病菌は家族内感染が主要な伝染経路です。

 

AGut-microbiota

大腸には約1000種類、重さにして約1.5kgの微生物が生存しています。胃は塩酸という強い酸で外部からの細菌の侵入を防いでいます。ピロリ菌はアンモニアで自己防御しており、環境もアルカリ性に傾くと考えられています。歯周病菌も胃を通過しやすいと考えて良いでしょう。胃のポリープも腸内細菌が原因と考られています。

Gut-microbiota Gutとはテニスのラケットに張られた網のことで羊の腸から出来ています。Gutとは腸という意味です。microとは極小、biotaとは一定地域に生存する生物の事をいいます。microbiotaとは腸内細菌でいいでしょう。Eでこの働きは説明します。

 

B善玉菌

大腸の細菌は2割が善玉菌であり、2割が悪玉菌です。残りは日和見菌でどっちつかずの菌と考えて良いでしょう。善玉菌の代表は第一次世界大戦中の1917年にアルフレッド・ニッスル(Alfred Nissle)によって分離された大腸菌Nissle 1917株です。現在は乳酸菌と考えてほぼ間違いありません。

 

Cprebiotics

正確にはprebiotics(プレバイオティックス)といいます。食物繊維や炭水化物のことで、人間の腸で消化吸収されないものをさし、微生物によって発酵するものといえます。ほとんどは自然界に存在する食物繊維と考えて良いでしょう。フルーツ、野菜、穀物で具体的にはトマト、バナナ、アスパラガス、にんにく、玉ねぎなど挙げればきりがないでしょう。繊維を多量に摂るとお腹が張る鼓腸や下痢になる可能性があります。人工的なものではラクツロース、オリゴ糖などでラクツロースは医薬品としても使用されています。

 

D短鎖脂肪酸( SFCAs: short chain fatty acids)

Probioticsすなわち乳酸菌によってPrebioticsが分解されて出来たものが短鎖脂肪酸です。単刀直入にいうと乳酸菌が食物繊維を分解するとできるものをさします。短鎖脂肪酸には酢酸、プロピオン酸、酪酸が代表的です。これらは栄養源になるとともに、DNAはヒストンというタンパク質に柱状に巻きついており、DNAの働きもこのタンパクによって制御されています。酪酸はこの作用にも関与しています。

腸は従来はあまり知られていませんでしたが、ホルモンを分泌する臓器で人体では重要な働きをしています。約20種類以上のホルモンを腸内分泌細胞から分泌しています。そのうちでも有名なのがPeptide-YY (PYY) Glucagon-like-peptide-1 (GLP-1)というホルモンです。両者とも肥満と糖尿病と関連し食欲摂取とインスリン分泌に大きく関与しています。短鎖脂肪酸はこれらのホルモンの分泌を促します。

 

EGut-Brain Axis

 Gutは腸、Brainは脳、Axisは枢軸 で国家間の連合(第二次大戦の日独伊枢軸国)という意味で使われます。

お腹の調子が悪い時、ビーフステーキをすすめられたら、多分断るでしょう。これは腸の情報が脳に伝わっているということです。中心的役割をはたすのがマクロファージ(Macrophage)です。Macroとは大きい、phageとは食べるという意味です。

マクロファージは白血球の1種で細菌など異物を捕食して消化、細菌の場合は各種のインターロイキンを分泌します。このインターロイキンが脳の活性を落とし食欲不振を引き起こします。この反応が強い場合はうつ病となります。また上司に叱られたというような精神的ショックは食欲を低下させます。このような腸-脳の相互関係をGut-Brain Axisといいます。この関係は多くの臓器(Organ)間で見られます。たとえば腸-大腸で大腸ポリープ、大腸癌、腸-肺で肺線維症や肺癌などです。いまやGut-Organs Axisといっても間違いでないでしょう。ここでは難しすぎることなどでちょっと記載しておきますが、マクロファージにはトル様受容体Toll-like receptors(TLRs)と転写因子NF-kBがインターロイキン分泌に大きく関与しています。難病や癌の発症に大きく関与しているということを是非覚えておいてください。

 

F慢性炎症

癌は腸内環境が作り出す慢性炎症(10-40年)の持続で起こります。発癌ばかりでなく癌の更なる悪性化、増殖、浸潤、転移に大きく関わっています。また短期の炎症は免疫反応で癌の増殖を抑制します。慢性炎症を引き起こす最大の原因は病原菌でついでタバコ、お酒、紫外線で特殊な癌はウイルスが知られています。Eにかいた転写因子NF-kBに終局的にはたどり着き慢性炎症を増強します。増強した慢性炎症から放出されたインターロイキンは発癌を促します。

 

G腫瘍微小環境

慢性炎症と癌は細胞内外のPathways(連絡経路)で繋がれており、Eにかいた転写因子に終局的にはたどり着き慢性炎症を増強し、発癌を促します。発生した癌細胞は腫瘍微小環境を形成します。そこで活躍するのがまた転写因子NF-kBで血管新生が主な役割となります。

 

 

プロバオティックスならびに癌治療をお知りになりたい方

ReseachGate

お問い合わせは

メールフォーム

対象者

虫歯のひどい方

口臭の強い方

(妊娠希望の方)

肥満の方

糖尿病の方

肉食の方

大腸ポリープのある方

術後癌再発予防

家族に大腸がんの人が居る方

うつ病アルツハイマー病が心配な方

肌荒れが心配な方

下痢・便秘をしやすい方

 

 

適応疾患

(予防または進行を防げると考えられる病気)

消化器疾患

 

炎症性腸疾患(潰瘍性大腸炎、クローン病)虫垂炎 不眠による胃腸障害 過敏性腸症候群

便秘 帝王切開児 下痢

大腸がん

心血管疾患

高コレステロール血症

心不全

高血圧症

不眠による動脈硬化

自己免疫疾患

慢性関節リウマチ

全身性エリテマトーデス

多発性硬化症

(炎症性腸疾患)

強直性脊椎炎

精神神経疾患

ストレス 不安神経症 うつ病

アルツハイマー病

パーキンソン病1532

自閉症 統合失調症

代謝性疾患

肥満

糖尿病 非アルコール性脂肪肝

アレルギー

アトピー性皮膚炎

尋常性乾癬

癌予防と癌に伴う症状の軽減

 

泌尿器疾患

尿路感染症の治療と予防

 

婦人科疾患

細菌性膣炎の治療と予防

妊娠出産に関わる各種疾患